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Q&A(13)結局、「三願転入」を「全人類」に当てはめて教えるのは間違いなのか?

Q。
結局、「三願転入」を「全人類」に当てはめて教える、
親●会は間違いということでしょうか?


A。
「三願転入」は、あくまでも親鸞聖人における「個人の体験」ですので、
「教え」として「全員がやらなきゃダメ!」というのは、間違いですね。

ただし、

「過去世の善行の結果として、現在人間とし生まれ、
更には、仏法に出会え、阿弥陀仏の本願にも出会えた!」

という意味で、過去世も含めて「全員がそういう道を通ってきた」
というのは言ってもOKだと思います。(注1)

でも、既に阿弥陀仏の本願に出会っている人に対して、
「宿善ポイントをためないと阿弥陀仏の本願に出会えない!」とか、
「宿善ポイントをためないと阿弥陀仏の本願を信じることはできない!」
みたいなことを言うのはおかしいですね。

私達が、宿善ポイントを貯めるようなことができないことをご存じで、
阿弥陀仏は本願をお立てになられて、釈尊が教えを説いているわけであり、
だからこそ、阿弥陀仏の本願のままにお念仏申す人になることが、
勧められているわけですからね。(注2)

【まとめ】
 1、「三願転入」を「教え」として「全員がやらなきゃダメ!」というのは、間違い。
 2、「三願転入」を、過去世も含めて「全員がそういう道を通ってきた」というのはOK。
 3、既に阿弥陀仏の本願に出会っている人に対して、
 「宿善ポイントを貯めないとだめ!」みたいなことを言うのはおかしい。
 4、善ポイントを貯めるようなことができない私逹のために、
  阿弥陀仏が本願を立て、釈尊が教えを説いている。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

注1 法然上人「登山状」

我が朝に、仏法の流布せし事も、欽明天皇、雨の下をしろしめて十三年、
みづのえ申の歳、冬十月一日初めて仏法渡り給いし。
其れより先には、如来の教法も流布せざりしかば、菩提の覚路、未だ聞かず。
ここに我ら、いかなる宿縁にこたえ、いかなる善業によりてか、
仏法流布の時に生まれて、生死解脱の道を、聞くことを得たる。
しかるを今、会いがたくして、会うことを得たり。

(訳)
わが国に仏法が普及したのは、欽明天皇が統治されて十三年目、
みずのえさるの年、冬の十月一日に仏法が初めて伝来したからである。
それ以前には、釈尊の教えも布教していなかったので、
覚りを開くための道というのは、いまだに開かれていなかった。
今ここに私達は、どのような過去世からの因縁によって、
またどのような過去世における善い行いによって、
仏法が普及している時代に生まれて、
苦しみの世界から解脱することができる教えを、
聞くことができたのであろうか。
今、会いがたい仏法に会うことができた。


注2 法然上人「念仏往生義」

善根なければ、此の念仏を修して、無上の功徳を得んとす。
余の善根多くば、たとひ念仏せずとも、頼む方も有るべし。

しかれば善導は、我が身をば、善根薄少なりと信じて、
本願をたのみ、念仏せよと、勧め給ヘリ。

経に、一たび名号を称ふるに、大利を得とす。
又すなわち、無上の功徳を得と、とけり。

いかにいわんや、念々相続せんをや。
しかれば善根なければとて、念仏往生を疑うべからず。

(訳)
これまで様々な善根を積んでこなかったならば、
このお念仏を申して、この上ない功徳を得るべきなのである。
それに対して、お念仏以外の善根を沢山積んで来た人々は、
たとえお念仏を申さなくても極楽浄土へ往生できると、
自分の力で行った念仏以外の善根をあてにしてしまうものなのである。

だから善導大師は『往生礼讚』において、
「自分はこれまで善根をわずかしか積んでこなかった者であると信じて、
阿弥陀仏の本願を信じ念仏申しなさい」
とお勧めになられたのである。(※)

『無量寿経』には、
「ひとたび阿弥陀仏の名号を称えたならば、大いなる功徳を得る。
すなわち、この上ない功徳を得る」(※※)
と説かれている。

まして、一声一声のお念仏を絶やすことなく続けたならば、
その功徳がこの上ないものであることは言うまでもない。

だから、これまで善根を積んでこなかったからといって、
お念仏申した者が極楽浄土へ往生することができることを疑ってはならない。


※ 『往生礼讚』所説の「二種深信」を述べられたものである。

二には深心、すなわちこれ真実の信心なり。
自身はこれ煩悩を具足せる凡夫、善根薄少にして、三界に流転して、火宅を出でずと信知し、
今弥陀の本弘誓願、名号を称すこと、下、十声一声等に至るに及ぶまで、
定んで往生を得と信知して、乃至一念も疑心有ること無し。故に深心と名づく。

※※『無量寿経』流通分を述べられたものである。
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「秋葉原の連続殺人犯を思わせる」
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