スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「本願成就文」で「わかる?」「わからない?」

高森先生の親鸞会教義を検証する 十八願成就文は十八願の解説?(4)より

教学聖典(3)

問(34)

阿弥陀如来の本願よりも、『本願成就文』を至極とするのは何故か。
そのお聖教上の根拠を示せ。

答(34)

◎本願で判らぬことが成就文でハッキリするから。

○「横超」とは、すなわち願成就一実円満の真教・真宗これなり。
                     (教行信証信巻)

○それについて三経の安心あり。その中に『大経』をもって
真実とせらる。『大経』の中には第十八の願をもって本とす。
十八の願にとりてはまた願成就をもって至極とす。
                        (改邪抄)

問(31)

凡夫の智恵では、阿弥陀如来の本願でハッキリ判らぬところが四つあるのを示せ。

答(31)

○どうすれば助かるのか判らぬ。
○自分でおこす信心か、他力より賜るものか判らぬ。
○信心が正因か念仏が正因か判らぬ。或いはその二つか。
○若不生者の「生れる」の意味がわからぬ。

問(33)

阿弥陀如来の本願でハッキリせぬ四つのことが、釈尊の『本願成就文』で
どのようにハッキリするかを示せ。

答(33)

○どうすれば助かるのか判らぬ―其の名号を聞きて
○自力か、他力か判らぬ―至心に廻向せしめたまえり
○信心が正因か念仏が正因か判らぬ―念仏がないから信心一つ
○若不生者の「生れる」の意味がわからぬ―その時往生を得て不退転に住す

【中略】

では、この「自分でおこす信心か、他力より賜るものか判らぬ」という疑問は、
本願成就文を読めばわかるのでしょうか?

結論:釈尊の本願成就文ではわかりません。

理由:高森先生著「こんなことが知りたい3」

二一 誰もなされなかった親鸞聖人の読み方や、解釈はどんなものか(一)

問 親鸞聖人の教えには、お聖教の読み方や解釈に、いままでの誰もなされなかった独
断的とも思われるようなものが、幾つかあると聞かされていますが、どんなところで
しょうか。お教え下されば幸甚と思います。(その一)

答 貴方の仰言る通り親鸞聖人にはいままで何人もなされなかった経典や、お聖教の読
み方や解釈をなされているところが幾つかあります。
「更に親鸞、珍らしき法をも弘めず、如来の教法をわれも信じ、人にも教へ聞かしむ
るばかりなり」
と常に仰言っておられた親鸞聖人ですが、仏意をより鮮明にするために一見、独断的、
違反的とも思われるような経典やお聖教の読み方や解釈が幾度かなされています。
少々煩瑣になるかも知れませんが、お尋ねに応じて、二、三を挙げて聖人の御意を
明らかにしたいと思います。
『大無量寿経』の下巻に、
「本願成就文」
といわれている大変重要な御文があります。
「諸有衆生、聞其名号、信心歓喜、乃至一念、至心廻向、願生彼国、即得往生、住不
退転」
この御文は、従来、
「あらゆる衆生、其の名号を聞きて信心歓喜し、乃至一念せん。至心に廻向して、彼
の国に生まれんと願ずれば、即ち、往生を得て不退転に住せん」
と、読まれ、
「あらゆる衆生が、阿弥陀仏の名号を聞き、その本願を信じ喜ぶ心をただの一念でも
まことの心で阿弥陀仏にさしむけて、阿弥陀仏の浄土に生まれたいと願うならば、必
ず不退転になれる」
と、解釈されていました。
ところが親鸞聖人は『教行信証』信巻末には、次のような読み方をなされ、解釈も
全く変えてしまっておられます。
「あらゆる衆生、其の名号を聞きて、信心歓喜せんこと乃至一念せん、至心に廻向せ
しめたまへり。彼の国に生ぜんと願ずれば、即ち往生を得、不退転に住せん」
ここで最も指摘しておかねばならないことは、いままで誰もが、
「至心廻向」

「至心に廻向して」
と、読んで疑わなかったところを、敢て親鸞聖人は、
「至心に廻向せしめたまへり」
と読み変えて全く異なった解釈をなされているという点であります。
「至心」
とは
「まことの心」
と、いうことであり、
「廻向」
とは
「さしむける」「ささげる」
と、言うことです。
されば、
「至心廻向」
とは
「まことの心をさしむける」
と、いう意味になりますから、
「私達が私達の心をまことの心に磨きあげ、その心をまことの心で阿弥陀仏にささげ
る」
こととして
「至心に廻向して」
と、読まれておりました。
ところが親鸞聖人は、
「至心」
は、私達の心ではなく阿弥陀仏の御心である、だから
「至心廻向」
というのは、阿弥陀仏が御自身のまことの心を、まことの心で私達にさしむけてくだ
さるということなのだから、
「至心に廻向せしめたまへり」
と、読むべきであるとして、いままでの読み方も解釈もかえてしまわれました。
(中略)
親鸞聖人は、これらの文証や体験をふまえて、
「至心廻向」
の御文を
「至心に廻向して」
と、読まれるどころか、
「至心に廻向したまへり」
とも読まれずに
「至心に廻向せしめたまへり」
と、最も重い敬語を使用なされて、阿弥陀仏が、まことの心で私達に、まことの心を
さしむけておられるのだという、他力廻向の仏の正意を開闡して下されたのでありま
す。
「本願成就文」
を、このように色読し、このような解釈は親鸞聖人ならでは開顕することの出来なか
った一大達見であります。
私達が親鸞聖人を阿弥陀仏の化身と拝さずにおれぬ所以であります。



ということでして・・・つまり、釈尊の成就文では、自力か他力かわかりません。

親鸞聖人によって初めて、他力とハッキリする
、と高森先生は教えておられますが何か?



「本願成就文」で「わかる?」「わからない?」
結局どっちやねん?(苦笑)



そう言えば、前に以下のツッコミが入ってたんやけど、
『こんなことが知りたい3』って、
このツッコミの後で書いたわけじゃないよね?(苦笑)
 ↓

清森問答 親鸞会教義の相対化・31 より

【3】『会報』vol.2p.23~阿弥陀仏の本願(1)

>>>
第二にこの願成就の文によって、弥陀の本願の真意が信心正因、称名報恩なることが明らかになったが、その正因たる信心は自分で起こすものなのか、他力の賜りものであるのかが、本願のみでは我々にはハッキリしないが、成就文では「至心に廻向せしめたまへり」と説かれてあることから、この信心は佛の方より授けまします、他力廻向の大信心であることが明らかである。
>>>


はたして「明か」でしょうか?

この部分の直前に高森先生自身が引用されていますが、本願成就の文の原文は、

諸有衆生聞其名号信心歓喜乃至一念至心廻向願生彼国即得往生住不退転唯除五逆誹謗正法

です。

通常の漢文のワードオーダーから考えると、「至心廻向」の主語は基本的には「諸有衆生」であり、

「あらゆる衆生、その名号を聞きて信心歓喜して、ないし一念し、至心に廻向して彼の国に生まれんと願えば、すなわち往生を得・・」

と読むべきものです。これはサンスクリット文の本願成就文でも共通しております(※)。

※それはなぜであるかというと、およそいかなる衆生であっても、アミターバ如来の名前を聞き、そして聞いてから、深い志によって、たとえ一度でも、浄らかな信を伴った心を起こすならば、彼ら全ては、この上ない完全な正覚より後退しない境地にとどまるのである。


親鸞聖人は、「至心廻向」を「至心に廻向せしめたまへり」と読み主語を置き換え、阿弥陀仏から賜る信心というものを明かにされたわけですが、それは親鸞聖人が受け取られた信心に基づき経文を読んだ結果得られた解釈です。

『無量寿経』から言えないことを、『無量寿経』から言えるかのように語るべきではないと思います。

もっと厳しいことを言うならば、高森先生が漢訳原文を引用していながら、実際には漢訳原文は読んでおらず、親鸞聖人の読み方を採用している浄土真宗系の「書き下し」に基づいて論じているから、このような初歩的な誤りをしてしまうのではないかと思います。



これはオイラの私見やけど、

1),『無量寿経』をちゃんと読ま(め)ないのに、『会報』を執筆!
2),1)に基づいて『教学聖典』を作成!
3),『無量寿経』をちゃんと読んでいる人の説に基づいて、『こんなことが知りたい3』を執筆!
4),1)&2)と3)は明らかに矛盾しているが、『無量寿経』をちゃんと読ま(め)ないまま記事を書いているので、御本人は矛盾に未だ気づかず!!
5),ひょっとすると矛盾に気づいた会員がいたかもしれないけど、「裸の王様」なので誰も忠告できず!!
6),遂にツッコミ入れられちゃいました!
 ↑
こういうプロセスで、イタイことになったんじゃないかな?(苦笑)


高●先生!
『無量寿経』を読ま(め)ないのも、
『無量寿経』を読ま(め)ないまま、
他の誰かの説を引っ張ってくるのも、
まあもうシャアナイからとやかく言わへんけど、

せめて、自分の書いた文章ぐらい、
整合性をちゃんと考えておいてよね(苦笑)。


まあ、『会報』は絶版で誤魔化せるやろうから、
とりあえず今からでも、『こんなことが知りたい3』に基づいて、
『教学聖典』を修正した方がええと思うで(苦笑)。

スポンサーサイト

comment

Secre

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

苦笑(本物)

Author:苦笑(本物)
「後生の一大事がわかってない」
「秋葉原の連続殺人犯を思わせる」
「どす黒い、蛇のような心」(これは後に撤回)

みんなの人気者(?)苦笑が言いたい放題暴れます。
賛成でも反対でもコメントは大歓迎!
放置プレイにするか、愛(?)を込めて返事を書くかは、
その時の気分しだいだけどね(笑)。

メル友慕賞中!!
nigawaraihonmono@gmail.com

※私にメールで質問してもエエけど、
 解答はQ&Aでみんなにシェアするかもしれません。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。